第一章(璃月編)第四幕「私たちはいずれ再会する」をスクショを交えつつ、振り返りたいと思います。
時系列的に出てきた内容に触れるだけなのでネタバレはないはずです。
最後に元動画も貼り付けてありますので、宜しければそちらもご覧ください。
璃月の冒険者協会に行くと、嵐姉と甘雨が宝盗団について話している。
近頃、モンドと璃月一帯にいる宝盗団の南と北を代表する2人が手を組み、計画を練っているとのこと。しかも今回はフォンテーヌから「大宝盗家」も呼んでいるらしい。
南は「南の長姉」、北は「北の怪鳥」と呼ばれている。怪鳥は以前アンバーと一緒に戦ったことがある。
アビス教団によって守られている遺跡を宝盗団が発見し、宝盗団はその遺跡から宝を手に入れるつもりのようだ。
ただ、今の璃月は宝盗団の処理をする余裕がないため、旅人が対応することに。
遺跡の奥に進むと、祈るような格好をした「大宝盗家」がいた。既に息をしていないようだ。
そして、そこには逆さに吊るされた神像があった。さらに、その手には不気味なものが。
嵐姉や甘雨にこのことを報告するため、帰ろうとしたその時・・・
アビスの使徒が現れる。しかもダインスレイヴのことを知っていた。
襲いかかってきたアビスの使徒を退けるが、彼は旅人の力に何かを感じたようだ。長居すべきではないと言い残して去っていった。
旅人たちも遺跡を出た。
遺跡を出ると、そこにはダインスレイヴが。彼も「アビスの使徒」を追っていたが、ここで会うのは想定外だったようだ。
遺跡の中で起きたことをダインスレイヴに伝える。まだその「アビスの使徒」が近くにいるかも知れない。ダインスレイヴの後に続いて行こう。
アビスの魔術師はどうやら遺跡守衛の残骸から、何かを探そうとしていたよう。それは「特別な貴重品」らしい。
それが何を意味するのか、拷問程度で吐くようなものではない。なぜなら、彼らはそれ以上の恐怖に直面しているから。
アビス教団と遺跡守衛の動きが活発なのは、偶然だろうかとパイモンが疑問を口にするが、ダインスレイヴはこの世に偶然などないと言う。言い換えると、同じ樹木より生えた枝だと。
それは、アビス教団も遺跡守衛も、500年前に滅びた「カーンルイア」で誕生したからだ。
パイモンが旅人にカーンルイアについて説明しようとしたが、旅人にはカーンルイアにいた記憶があると言う。
それは、火の海と、そのあと出会った神の記憶だ。それはパイモンにも言っていない。
この世界に来た時、隕石の中から先に目覚めていた妹に呼び覚まされ、彼女はカーンルイアの滅亡が天変地異を引き起こすから、一緒にテイワットを去ろうと言った。
つまり、この世界で初めて目覚めたのはおよそ500年前だということ。
そして妹の蛍は旅人よりも先に目覚めていたから、テイワットのことを旅人より知っていたのだ。
七神を探したいなら七国を巡ればいいが、カーンルイアはもうなくなっている。
ダインスレイヴはカーンルイアについて語りだした。
その国は、人類によって建てられた国で、最初から神の歴史が存在しない。
そして、全てが神々によって滅ぼされた。
「遺跡守衛」というのは現代人がその「印象」から名付けたもので、当時のカーンルイアのコードネームは「耕運機」だ。
それは「土地は農具で耕すものではない、鉄と血で争奪するものだ。」という理念をもとに誕生したから。
カーンルイアが滅亡した今、「耕運機」は制御不能となり、テイワットに点在している。
アビスの魔術師を倒すと体から呪符た出てきた。どうやらカーンルイアの文字のようだ。
ダインスレイヴによると、アビスはある計画を実行していてその鍵となるのが「運命の織機」。他にも狂気に満ちた計画についても書かれている。
トワリンの時とは異なり、「穢れた逆さ神像」をもとに渦の魔神オセルの肉体を改造しようとしているらしい。そして「最古の耕運機の目」は神像の手のひらにあるエネルギーの「新たなコア」となるようだ。
さらに、メッセージによるとその「目」を「穢れた逆さ神像」の手のひらに置けば、「天空の島にある神座を揺るがす」力を、新たに誕生した魔神に与えることができる。
逆さ神像は風神像だったので、西風教会に聞き込みに行くことに。
モンドに着くとダインスレイヴは、モンド人が費やした贈り物を受け取った風神はどれほどの見返りを渡したのか、と呟く。
大聖堂に入ろうとするが、ダインスレイヴは2人で行ってきてくれと言う。旅人は栄誉騎士だし、彼は教会に対して不都合なことを言いかねないから。
「信仰を拒む者」が「信仰の地」に入れば、待っているのは災いのみ。一度も神に恩恵を受けたことがないし、今と未来においてもその必要はないとダインスレイヴは言う。
教会でバーバラに話を聞く。彼女は「最後の耕運機」については聞いたことがないようだ。
質問を変えて、過去に七天神像を失くしたことがあるか聞くと、遠い昔にとある七天神像が一夜にして何の痕跡も残さずに消失したことがあると言う。
その怪奇事件は「失われた七天神像」と呼ばれるようになったとのこと。
他に変わったことがないか聞いてみると、その七天神像とは時期的にあまり関係がないが、「旧モンド」である「風龍廃墟」に近づくと天から火の玉が落ちてくる「暴君の遺恨」という記録もあると言う。
バーバラにお礼を言って去ろうとしたその時、ロサリア(CV:加隈亜衣)が現れた。
どうやらアビス教団が奔狼領に集まっているようだ。ジン団長もすでに向かっているとのこと。
ダインスレイヴによると、魔神「アンドリアス」はとっくに死んでおり、その風神の眷属の残魂から情報を聞き出そうとしているかも知れないという。
奔狼領の近くで、ダインスレイヴはここに残ると言い出す。かつての魔神が七神に仕えているのが気に食わないと。
更に、神に対していつどんな時でも警戒を怠るな、ヤツらを信じ切るな、「簒奪」や「凶行」の道にも堕ちるな、とも言った。たとえ対峙したあの「憎き敵」であっても、と加えた。
結局ダインスレイヴは七神を憎んでいるのか、それとも守っているのか、矛盾している。
最後に彼は一つ事実を教えてくれた。それは、カーンルイアは神によって滅ぼされた国で、それがアビス教団が七神の国を滅ぼしたいと思っている理由というものだ。
奔狼領へ向かおうとした時、ジンと偶然出会う。彼女によると、今回の暴動は通常のものとは異なり、アビス教団が奔狼領を囲い始めているとのこと。
しかし、アビス教団と「ボレアス」にどんな関係があるのだろう?パイモンは風神の眷属にもう一度手出ししたのでは、と推察する。
ボレアスの元に向かうと、アビスの使徒とレザー(CV:内山昂輝)がおり、トワリンの時のような「腐食」なのか、儀式を行っていた。
旅人の活躍で儀式を中断することができた。そして、アビスの使徒はなんの影響もないと言い残して消えた。
どうやら、アビス教団は試練を利用して「王狼」を呼び覚まして、腐食させようとしたらしい。
助けに来たついでに「最古の耕運機」について尋ねる。ボレアスはそのようなものは聞いたことがないが、一つだけ印象に残っている機械があるという。
ボレアスの試練で損傷したが回転と跳躍、そして火の玉を放つとのことで、「最古の耕運機」の可能性がある。
再びダインスレイヴと合流し、起きたことや手がかりを伝えた。
そうすると、バーバラから聞いた「暴君の遺恨」と話が繋がり、それは奔狼領から逃げた機械が発射したミサイルではないか、という話になった。「狼の試練」で損傷したあと、「旧モンド」の廃墟まで辿り着いた。
人が近づくとミサイルを発射していたけど、ある日壊れた。当時のモンド人はあまり「遺跡守衛」を見たことがなかったから「暴君の遺恨」と呼ぶようになった、というのがパイモンの主張だ。
風龍廃墟の、印象に残っている遺跡守衛を元素視覚で見てみるが、手がかりは何もない。
しかし、ダインスレイヴは動作のエネルギーが「元素」ではないから、元素視覚を使っても意味はないと言う。
彼が試してみると、「最古の耕運機の目」が出てきた。
この目はダインスレイヴが保管することになった。それだけでなく、不安要素を残さないように、「穢れた逆さ神像」を破壊し、運が良ければ「アビスの使徒」とも出会えるだろうと言う。
再び遺跡へと訪れる。そこにはアビス使徒もいた。
アビスの使徒はダインスレイヴに向かってこの「腐敗」の匂いをよく知っていると呟く。
そして、アビスの使徒と激しい戦いが始まる。今回はダインスレイヴも加勢し、アビスの使徒を捕まえられたと思ったら、見慣れた人物がそれを邪魔した。
アビスの使徒はその人物を「姫」様と呼ぶ。
蛍だ。
しかも、蛍とダインスレイヴは知り合いのようだ。蛍にとってダインスレイヴは敵だと言う。
そして彼女は、ダインスレイヴはカーンルイア宮廷親衛隊「末光の剣」であり彼はカーンルイアの滅亡を阻止できなかったと続ける。
その時に不死の呪いをかけられ、彼が守ろうとした民がアビスの怪物になるのを見ながら荒野を彷徨った。それは、今のアビス教団はカーンルイアの「遺民」ということを意味している。
一緒に家に帰ろうと言うが、まだ一緒に次の世界に行けないと拒まれてしまう。「アビス」が神座を下す前にまだ「天理」との戦いが待っていると。
そして彼女は話を続ける。
既に一度旅をしており、旅人も同じように終点に辿り着けば、この世界の淀みを見届けることができる、と。私たちには十分時間がある。私たちはいずれ再会する。
そう言い残して去っていった。
パイモンと状況を整理したが、わからないことだらけだ。でも、蛍が「終点に辿り着け」と言うなら、辿り着くまでだ。
パイモンの励ましの言葉を受け、地上へと向かう。
結構文章の多い回となりましたが、カーンルイアやダインスレイヴについて重要なことが多いため、ゆっくり閲覧・視聴いただければと思います。