第三章 第一幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」 2/6

ストーリーおさらい
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第三章(スメール編)第一幕「煙霧のベールと暗き森を抜けて」をスクショを交えつつ、振り返りたいと思います。
時系列的に出てきた内容に触れるだけなのでネタバレはないはずです。
最後に元動画も貼り付けてありますので、宜しければそちらもご覧ください。

 

ティナリがコレイの持病について説明してくれた。ティナリとしては、コレイの過去を話すのは賛成できないが、コレイは友達として誠実に接してくれたから、という理由があるとのこと。

 

コレイは小さい頃に「魔鱗病」というスメール特有の疾患を患ってしまった。それは灰色がかった黒いウロコ状組織が現れ、症状が進行すると手足の指に力が入らなくなり、時には感覚がなくなることがある。
そして徐々に自分の身体を制御できなくなり、やがては完全に動けなくなってしまう。

コレイがこの前うっかりしてしまったのもそのせいだ。

 

そして、魔鱗病を完治させる方法はまだない。

 

昔、コレイの母親に「魔鱗病」を完治できる方法があると嘘をついてコレイをファデュイに引き渡した人物がいたそう。
その後、ファトゥスの「博士」の元に送られた。

魔鱗病はその時抑えられていたが、その時の思い出はいいものではなかったようだ。そのため、人から触れられたときに恐怖を感じてしまうことがある。

 

コレイのために何かしたいと、彼女の薬草をティナリと採りに向かう。

 

薬草のサウマラタ蓮も採り、他の薬草も採ろうと話していたところに、遠くからレンジャーたちに呼ばれた。

どうやらスメールの雨林の一部エリアに起きている異変、「死域」を見つけたとのこと。
動物や人の命まで奪う可能性があるから、神の目がない者は近づいてはいけない。元素力を操れる者だけが一定時間死域の侵蝕に絶えられる。

神の目は持たないが、元素力を扱える旅人もティナリと一緒に死域へ。

 

旅人の活躍もあり、死域を取り除くことができた。

しかし、ティナリによると死域の出現頻度が増えていて、除去してもすぐに新たな死域が現れてしまうという。
死域の影響で植物の数がかなり減っており、それによって雨林の生態系が不安定になりつつある。

また、死域の状況が深刻になり始めたことで、コレイや他の多くの患者の魔鱗病がひどくなっているようだ。

「死域」は何千年もの間、スメールに存在しており、世界の深いところから生まれるとのこと。

 

死域が現れるのは、世界樹が病気になったからのようだ。

「世界樹」はこの大地の奥深くにあり、古代から現代に至る世界のあらゆる情報と知恵が詰まっている。
「地脈」は世界樹の根のようなもので、地下を縦横に走り、深くて広大な空洞から地表まで伸び、この世界の記憶を吸収し続ける。

以前旅人が見た光景に似ている。

 

草神が「知恵の神」と呼ばれるのも、彼女の意識が世界樹と繋がっているからだ。

 

話はこれくらいにして、ガンダルヴァ村へ。

 

ガンダルヴァ村に戻ると、ハイパシアからの緊急メッセージが届いていた。どうやら3日ほど何も口にしていなくて、助けて欲しいという内容のようだ。

死域での草元素を扱う様子から、ティナリはパラハァムに近づいても問題ないと判断し、旅人たちに非常食を届けてほしいと依頼した。

 

それに、ティナリは旅人が以前見たものを「幻覚」だと嘘をついたことにも言及した。
それはスメールや全世界にとって重要なものだから。

あの時、旅人の意識は世界樹と繋がっていて、見えたのは世界樹の記憶だった。瞑想もパラハァムも、同じことをできるようにするためのものらしい。

 

ハイパシアのいる洞窟へ急ごう。

 

 

洞窟に着いたが、ハイパシアは見当たらない。パイモンと手分けして探すが、旅人は謎の緑色の生き物と出会った。

 

その瞬間、不思議な空間に飛ばされてしまった。洞窟の外は景色が違うし、アビスの使徒には出会うし。

アビスの使徒に倒される瞬間、また洞窟に戻ってきた。
短い夢を見ていたようだ。

 

洞窟の奥でハイパシアを見つけたが、先程の一件のためかティナリから預かった弁当を落としてしまった。

ハイパシアの周辺にあった果物と水を彼女に与えた。

 

意識の戻ったハイパシアにティナリから頼まれてここに来たことを伝える。

彼女の周辺には食べ物もあるし、口元には果汁も付いているのになぜ倒れたのか聞くと、「隣人」が来てくれたとハイパシアは言う。

どうやらその「隣人」とは小さくて丸い生き物のことのようだ。その生き物が逃げるときに、先程のアビスの使徒の夢を旅人に見せたらしい。

ハイパシアも同じような経験をしたことを語ってくれた。

 

「世界樹」について聞く前にまずは腹ごしらえ。

ハイパシアによると、パラハァムの主な原料はマハールッカデヴァタが創造した植物なので、彼女の力を借りて地中の奥深くにあるものを垣間見たということらしい。

旅人がお香匂いが苦手だったのは、特殊体質によるもので草神の力に対する感知が過剰に刺激されて何らかの乱れが生じたから。

 

ハイパシアは教令院明論派の学者で、主に星空と衆生運命の関連性について研究しているようだ。彼女の修行段階は「サティアワダライフ」と呼ばれている。

世界樹には神の知識が秘められており、能力がないまま触れると心がそれに絶えられず発狂してしまう。

衆生とは全ての生き物のことらしいです。

 

話は「夢」のことになる。

スメールで夢を見るのは子供だけ。「知恵」は「理性」だけど、夢で見たものは理性に欠けて一貫性がない。
賢者の考えでは、「知恵の神」の恵みによって夢の中にある愚かな妄想から解放されたから。

スメールの学者の家に生まれたハイパシアも、大人になって二度と夢を見なくなったが、あの小さな生き物は彼女に夢を見せてくれたと言った。

 

世界樹で見たものが存在した記憶だということは確実だが、ハイパシアでも「世界が…私を…忘れて」については知らなかった。

 

ハイパシアの状態も良くなり、ガンダルヴァ村へ戻ると教令院の学者たちがティナリの元に訪れていた。

学者はどうやらティナリにスメールシティに来て欲しいようだったが、彼はレンジャーの仕事が忙しいからと断っていた。

 

これからスメールシティに向かう旅人たちに、彼の知り合いの生論派の研究員に宛てた紹介状を書いてくれた。

また、スメールシティに入るときに「アーカーシャ端末」が貰えるはずだとも言った。教令院がマハールッカデヴァタが残した遺産を利用して作ったツールだ。

 

いよいよスメールシティに出発、の前にコレイに挨拶を。

 

ガンダルヴァ村の北の別れ道でコレイは待っていた。

コレイは最初に魔鱗病であることを教えなかったことを謝った。同情されたくなく、平等な友達でいたかったから。
彼女の体が心配なのは単なる友達への心配だ。

 

最後にコレイはピタのレシピをくれた。ピタを食べるときはガンダルヴァ村での時間を思い出すと約束して、スメールシティへと向かった。

 

その3に続く

 

 

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