第一章(璃月編)第三幕「迫る客星」をスクショを交えつつ、振り返りたいと思います。
時系列的に出てきた内容に触れるだけなのでネタバレはないはずです。
最後に元動画も貼り付けてありますので、宜しければそちらもご覧ください。
ストーリーが長いため、動画に合わせて3分割しております。
激しい戦いが終わり、タルタリヤが元の姿に戻った。「魔王武装」は体への負担が大きく、旅人が先に「神の心」を奪う可能性がないことを考える余裕がなかったようだ。
旅人の強さは淑女が下した評価よりもずっと強いとタルタリヤ。彼にとって強さを追求する者はみんな友のようだ。変わった価値観である。
それはそうと、彼は任務に戻ると言う。「神の心」がここにないのなら、「仙祖の亡骸」自体、目をくらます手段かもしれない。つまり、岩神は死んでいない。
彼は「予備プラン」として、「孤雲閣」の下で眠る「渦の魔神」オセルを呼び覚まし、璃月港を襲わせるつもりだ。
そのようなことが起きれば、岩王帝君も現れるだろうと。
魔神を呼び覚ますため研究していた「禁忌滅却の札」に「執行官」の力があれば岩の槍による封印を一時的に解除できるだろうと言う。ファトゥスは手段を選ばない。
外に出ると渦の魔神オセルが暴れていた。
「群玉閣」には七星だけでなく仙人も集まっていた。互いの不満は一旦置いておいて、今は共に璃月を守るべきだと意見が一致したようだ。
ここにいる七星、千岩軍、仙人の力を合わせたとしても魔神を倒せるかわからない。「帰終機」を作った留雲借風真君が装置を改良し、それで魔神と戦うことに。
作戦開始だ。凝光の合図で「帰終機」が群玉閣の前方へ展開される。仙人たちが仙力を注ぎ込み、魔神へ攻撃を始めるがファデュイが現れて邪魔をする。
旅人や刻晴の活躍によりファデュイを倒し、仙人たちの本気の一撃を魔神に食らわせる。
効果があったかと思いきや、魔神の反撃を受けてしまい、帰終機も壊れてしまう。
「帰終機」が壊れた以上、反撃は厳しい。しかし、凝光には策があるようだ。
それは、群玉閣を放棄し、魔神に落とすという作戦だ。
仙人、旅人の力を合わせ、群玉閣を落とす。
凝光は、「さらばわが友よ。今日の別れはいつかの再会のためでもある。」と群玉閣への別れを告げた。
恐ろしい戦いもこれで終わった。多大なる犠牲を払って。
しかし、凝光はそれすらも「交渉の手段として使える」ことこそ誉れだと言う。
仙人が帝君と璃月を守る「契約」を結んでから3700年という月日が経った。璃月の土地は変わらないが、都市や人々は移り変わっている。
凝光は仙人たちに、守り方を否定するのではなく、もう一度璃月のために考え直してほしいと申し出る。
凝光は今朝帝君の夢を見たと続ける。
自身は凡人だが、七星としての「契約」があり、歴代七星の積み重ねは必ず価値のあるものになると信じ、帝君の導きの下必死に生き、「貿易」という契約の網を作ったと彼に伝えたかったが、何も言えなかったと言う。
傍観者として意見を求められた旅人は、モンドでの一件で学んだ、守護者と守られる側に衝突が起きると、取り返しがきかなくなると答える。
ピンばあやからも、この都市の人々に目を向けてみてはどうかとの意見も出る。
その時、千岩軍の隊長がお礼を言いに来た。仙人のおかげで最悪の事態を免れることができ、これからも全力で璃月を守り、恩を返すと。
小さい女の子もお礼を言いに来た。
これが今の璃月だ。
「契約」の国は仙人に感謝しなければいけないが、ここ数年は仙人の力に頼らずとも安定している。
「神と璃月の契約」は昔のことで、今は「璃月と人の契約」の時代となった。
そして、仙人たちは理解を示したのか、去っていった。
鍾離を探しに「往生堂」へ向かうも、彼は北国銀行へ行ったとのこと。旅人も後を追って北国銀行へ。
そこには、鍾離と「公子」、それと「淑女」がいた。どうやら鍾離と「淑女」はタルタリヤを騙していたらしい。
「淑女」は「神の心」を取りに来たと言う。そして、鍾離は「契約は成立した」と神の心を「淑女」に渡す。
そう、これはモラクスと「氷の女皇」の契約に基づいた取引だ。
鍾離はなぜこのようなことをしたのか語った。
6000年以上生きてきて、仙人たちと璃月を作ったのは3700年前。彼は自分の責務を果たしたか何度も自分に問いかけ、そして、神の座を降りると考え始めた時、離れられない理由が多すぎると気付いた。
璃月が次の時代に入る準備はできただろうか?それを観察する時間と、決意するきっかけが欲しかったと。そのため、偽りの死を計画した。
もし計画がうまくいかなければ、神として璃月を助けるつもりだった。
今回の一件で、璃月も「神の死」によって成長した。しかも、「璃月七星」は神に取って代わり、岩神の「死」を利用して璃月を管轄下に置いたことは、鍾離の予想を超えた。
神の心を手に入れた淑女は「スネージナヤパレス」に戻るようだ。公子とは仲が悪いのか、彼は同行するつもりはない。
氷神と鍾離の取引は、「全ての契約を終わりにする契約」だ。「氷の女皇」がどんな代価を支払ったかは、旅人自身の手で答えを明らかにするようにと言う。
いよいよ送仙儀式の当日。
凝光はスピーチで、帝君の魂は天高へ帰られ、一つの時代の終わりでもあると語る。夢から目覚め、さよならを覚えるようにと。
刻晴からは、璃月を救った恩としてできることはないかと問う。
旅人がお願いしたのは「人探しのお知らせ」だった。
儀式の会場の近くでは、3700年続いた重荷を下ろした鍾離が気楽に構えていた。
今度「新月軒」の料理を奢ると言うが、モラが足りない。モラクスなのにモラが足りないのは、今までは自由にモラを作れていたが、「鍾離」になることを選んだからには凡人のルールに従うため。
旅人たちと行動していた時は鍾離になったときの予習だ。
値段を見ない鍾離と旅をした記憶は、お互いいい旅だった。でもどんな旅でも、いつか別れの日が来る。
次の国「稲妻」は今「鎖国」しており、入国は厳しいようだ。稲妻の雷神、バアルは稲妻では稲妻幕府の将軍でもあるため、「雷電将軍」と呼ばれている。
鎖国した理由は「神の目」だ。
人生の最も険しい分岐点で渇望が極致となれば、神の視線を一身に受け、それで元素の力が使えるようになり、それが「神の目」だ。
しかし去年、「雷電将軍」は「目狩り令」を出した。
雷電将軍は「永遠」を追求する神なので、彼女は永遠の国のため、不穏要素を排除するため、稲妻全域の神の目を徴収しているのだろう。
「七神が求む七つの理念の中で、『永遠』だけが『天理』に最も近い。」というのが彼女の口癖のようだ。
最後に鍾離にいくつか質問をする。
「天に昇る」ことについては、彼は「夢枕に立つ」という仙術を使って七星にも仙人にも「帝君は死んでいない」と伝えたため、七星が犯人を追わずにそのように終わらせた。
「公子」については、群玉閣を襲わせたことも、魔神を出したことも事実なので凝光がこの件をネタにしたため、ファデュイの使節は大変なことになっているらしい。
璃月七星については、刻晴の言葉を引き合いに出し、よく考えると彼女が璃月の管理する権利を神から七星へと引き継がせる計画を進めていたのではないか、と。
モラについては、現存のモラは消えないが、モラを作る時は「岩神」の力が必要だから、黄金屋は長い間止まってしまう。そのような難しい問題は璃月七星に任せよう。
璃月防衛のムービーは何度見てもいいですね。このムービーが好きな旅人も多いんじゃないでしょうか?